新しい事業を始めるとき、経験者がいない会社に必要なこと

新しい事業を始めるとき、経験者がいない会社に必要なこと

リフォーム会社が、
新たに不動産賃貸管理事業を始める。

そのような、
賃貸管理部門の立ち上げに関するご相談を受けることがあります。

新しい事業を始めるにあたり、
経験者を採用できるとは限りません。

既存の社員が担当することになっても、
何から始めどのような業務を整えればよいのか。
実際に事業を動かす段階になると、さまざまな課題が見えてきます。

賃貸管理の仕事は、
入居者への対応や建物の管理だけではありません。

家賃の入金確認と未入金への対応、
オーナーへの報告、
修繕の手配、
営業担当との情報共有、
経理処理など、
多くの業務がつながっています。

それぞれの業務を個別に考えるだけでは、
事業全体はうまく回りません。

業務を整えるだけでは、事業は回らない

例えば、家賃の回収業務。

入金状況を確認し、
未入金があれば営業担当や関係者と連携して対応する。

入金が確認できたら、
経理処理へとつなげていく。

こうした業務では、
担当者がそれぞれの仕事をこなすだけでなく、
必要な情報が適切なタイミングで共有されることが重要です。

実務では、
経理担当と営業担当が連携し、
未入金をゼロにすることができました。

これは、
経理だけで完結する仕事ではありません。
営業との情報共有や、
それぞれの担当者が役割を果たすことによって実現した成果です。

新しい事業を立ち上げるときには、
業務の手順を決めるだけでなく、

誰が何を担当し、
どの情報を共有し、
どこで判断するのかまで整理する必要があります。

見直すべきなのは、業務だけではない

事業が思うように進まないとき、
業務のやり方や担当者の能力に原因を求めることがあります。

しかし、
個々の担当者が一生懸命に仕事をしていても、
情報が届かなかったり、
判断する人が決まっていなかったりすれば、
業務は滞ります。

必要なのは、
仕事を増やすことでも、
人を増やすことでもなく、
仕事がどのようにつながり、
どこで止まっているのかを捉えることです。

新しい事業を始めることは、
単に業務を追加することではありません。

既存の組織の中に、
新しい仕事の流れをつくることです。

事業が継続して回る仕組みをつくる

fons goldでは、
目の前に現れている問題だけでなく、
その問題が生まれる背景にある構造にも目を向けます。

人、業務、情報、判断、責任。それぞれの関係を整理し、
会社が持っている力を活かしながら、
事業が継続して回る仕組みを考えます。

新しい事業を軌道に乗せるために必要なのは、理想的な仕組みを一からつくることだけではありません。

今ある人材や経験、既存の業務とのつながりを活かし、会社の実情に合った仕組みを整えることです。

事業を動かすために、何を整えるべきなのか。

その答えは、
業務の中だけではなく、
人や情報、判断のつながりの中にあるのかもしれません。


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